愛犬の体重を管理しながら、必要な栄養がしっかりとれるフードを選びましょう。
あなたの愛犬は太り気味ですか?
愛犬のためにダイエットをはじめる前に、以下の手順で愛犬が本当に減量を必要としているかどうかを確認しましょう。胸郭(胸の横)の両脇に手を当て、手のひらを胸骨に向かってゆっくりおろしていきます。
肋骨が骨張っている場合は、痩せすぎの可能性があります。
肋骨の一本一本を感じることができ、横から見てお腹のくびれが見える場合は、適正体重です。
肋骨が簡単に感じられず、お腹のくびれがない場合は、太り気味のサインですので減量が必要です。
犬の肥満の原因
人間と同様、犬の体重増加にはいくつかの要因があります。
- 消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多い(特に人の食べ物をたくさん食べているなど)。
- 運動量が少ない。
- 代謝が低下している。(特に避妊・去勢手術後など)。
- おやつを与えすぎている。
健康的なダイエットをサポートする方法
- かかりつけの獣医に相談し、安全な減量計画を立てましょう。
- もし獣医師から同意があれば、初日は摂取カロリーを25%減らします。ダイエットは無理な目標を立てず、1週間あたり1%のペースでの減量が推奨されます。
- もし1日1回の食事を与えている場合は、まずはそれを2~3回に分けて与えてみてください。また、食事から30分後にフードが残っている場合も、フードは片付けるようにします。このように1回の食事量を小分けにすることで、犬の満腹感を長く維持することができます。おやつの代わりに、たくさんの愛情を注いであげましょう。
- 獣医師から推奨がある場合は、より多くのエネルギーを消費させるために、運動時間を増やすことも有効です。新しいおもちゃで遊んだり、長めの散歩に出かけてあげましょう。ただし、人と同じように、犬も新しい運動習慣は慣れるまでに少し時間がかかりますので、最初から無理はしないようにしてください。
- 愛犬のダイエットは家族全員の協力が必要です。家族にもおやつがダイエットの大敵である理由を説明し、みんなに協力してもらいましょう。
減量すると言っても、必ずしもフードの量だけを減らして、犬が常に空腹感を感じるようなダイエットをする必要はありません。健康なダイエットを実現するためにも、特別に調整されたフードを与えましょう。カロリーを抑えつつ、健康にとって大切な栄養がしっかりと摂取できるフード選びが大切です。ダイエットに成功したら、次は特別な毎日の健康を維持するための体重管理用の食事を継続することで、適切な体重を維持しましょう。